今年もよろしくお願いします
こんにちは。田舎暮らしに憧れて色々考えている私ですが、皆さま今年もよろしくお願いします。
先日、いきなりの田舎暮らしは、奥さんの大反対があり、思い留まろうと思ったわけで、そのあと、郊外の中古物件を探しているところです。
僕としては、皆さんのアドバイス(まぁ誘惑に近い)もあり、まずは鶏を庭で飼いたいなぁと思っています。
臭いがしたら近所の迷惑になるかも。なんて考えながら、毎日新鮮な卵をいただけるし、特別な時には美味しい唐揚げをいただけるというのは、本当に魅力的です。
もし、僕の考えが間違っていたら、皆さん言ってください。
今年もよろしくお願いいたします。
労働のあり方
オリエンタルラジオの中田敦彦さんの著書、「労働2.0」という本を読みました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07P71VNKD/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
その中で、ある一文を残しておこうと思ったので書いておきます。
「100人に1人くらいは持っている才能や特徴でも、3つ掛け合わせれば、100万人に1人の逸材になる。」
どなたかの言葉の引用らしいのですが、これは「3人よれば文殊の知恵」とはちょっと違います。
あなたの中にあるいろいろな才能や特徴をちゃんと活かすことが出来る場所、あなたが超逸材になれる場所は、きっとありますよ。と説いているんです。
例えば、英語が堪能で、ブログをやっているアニメ好きな人。
とか、一見どこにでもありそうな能力や特徴でも、それがいくつか合わされば、「ある特定の場所」においては「超逸材」になり得ると言うことです。
上の場合だと、例えば日本のアニメを外国に紹介していく場所においては、「逸材」になる訳です。
そして、中田さんは、その特定の場所を見つけるか、すぐに見つけられないなら、作り出そうと言っています。
この本は、雇われる、誰かに使われる、という労働の基本概念を2.0にバージョンアップして、自分がやりたいことを自分でやる、もしくは誰かにやってもらうようになりましょう。というのが主旨です。
例えば、僕の場合は?すでにやりたいことが決まっている場合はどうなんだろう?
田舎暮らしを目指している僕は、その方向で逸材なのかなと考えてみました。
僕の能力や特徴としては、
(妻が)田舎育ち✖️体力にはある程度自信あり✖️防災に詳しい
こんな感じ。どれも100人に1人の才能ではないですし、まだまだですねぇ。
でも、掛け合わせるのは3つに限った話ではないですから、
これに、
英語は少し話せるけど、酔うとかなりいける(^^)✖️田舎暮らしがとっても!したい✖️ブログを始めた✖️僕の計画を後押ししてくれる友達が何人かいる
とかをかけたらどうでしょう。
こうなると、あれ?結構何人かに1人の逸材?あとは一歩踏み出すだけ?
のような気もしてきます。
まぁ僕の場合はやりたいことが決まっているから、その方向に強引に合わせて行ってる感じもするけど。
自己分析をすれば、自分の才能を生かすことができるものがわかってきますね。
ところで、先日仕事でバタバタして、なんでこんなにトラブルばかり起きるんだろう?と思って、占いに逃げました。
何かある!と。厄年なのはわかっているけど。
そしたら、偶然、僕と中田敦彦さんが、似たような星の下で生まれたらしいので、読んでみた訳です。やっぱり
人生は出会いですね。
また、良い出会いがあることを願っています。
究極の自給自足を見つけました。
こんにちは。
先日、仕事で福岡に行ったのですが、その時に、福岡市立の博物館へ行きました。
一番の目玉は、「金印」です。
とても小さかったです。
また、そこには、福岡市で出てきたいろいろな発掘品が展示されています。
その中で、縄文から弥生時代にかけての集落のジオラマがあり、興味深かったので書いておきます。
これです。
この頃は、まとまって暮らして、周りに堀を掘っていたんですね。
ウォーキングデッドを思い出します。ゾンビなら、この堀から上がれないかも。でも、そのうち、ほかのゾンビを踏み台にして、すぐ乗り越えてきますね。。
でも、すごいですよね。
学校も、病院も、警察も、商店も、何もないんです。
ただ、農業、漁業、林業はやってそうです。あと、狩猟。
これこそが究極の自給自足なのかも。
田舎暮らしに憧れて、いろいろ考え出さなければ、完全にスルーしている展示だったと思います。
おしまい
川と災害
私は川が好きです。特に渓流と呼ばれるところが。
次から次へと流れてくるきれいな水。日本の魅力の一つだと思います。
先日講義を受けた渋谷大学の後半は、慶應義塾大学の名誉教授、岸由二さんのお話でした。内容は、河川の災害についてです。
地球温暖化の講義の中で、河川の災害の話が出てきたのは、前半が「地球温暖化を抑止するには。」だっため、後半に「地球温暖化によって引き起こされる災害への対応。」ということだったようです。
で、結論から言うと、氾濫を防ぐには地方自治体単独ではダメと言うことでした。
国交省が音頭を取って、流域の自治体に協力を得ながら対策を立てる必要があるということです。
岸さんは、国交省の委員会の委員を長年されていたこともあり、内部事情も相当ご存知のようでしたが、特に自治体の協力を得るのは相当難しいようです。
河川の氾濫は、主に下流域で発生します。それは、たくさんの支流の流域から集まってきた水が一本の川になって海に流れる場所だから。
そして、それを防ぐために河口の自治体は川幅を広げるか、堤防を高くするか、もしくは遊水地をつくるか、などの対策をしています。
しかし、一つの自治体の力では限界があります。だから、上流の自治体が、水を逃す事ができる遊水地を作るのです。
しかしながら、作らない。作りたがらないし、作れない。
なぜなら、作らなくても、氾濫するのは自分の自治体ではないからです。
自治体も議会で反対されればできない。
「なんで他の自治体のためにお金を使うんだ。自分のところの住民のためにやれる事あるだろ」
みたいな反対が出てくる事は容易に想像できます。
結局は、国交省ができる事、それは堤防を高くしたり、山奥にダムを造ることでなんとか対応するようです。
岸さんは言っていました。
流域の自治体が協力すれば、ホントは災害対策としてのダムなんて作らなくても大丈夫なんだと。
少しずつ、水を逃して貯めておく場所を作っておく事が必要なんだと。
ちなみに全国で109ある一級河川のうち、流域防災の考えで対応がされているのは、神奈川県の鶴見川流域だけだそうです。
先日、日産スタジアムの周辺がラグビーワールドカップのスコットランド戦の前に浸水しましたが、あれもすべて遊水地に予定通りの水が入っただけ。
鶴見川流域には上流の町田市から遊水地だらけだそうです。
この取組は流域の自治体が一つであるならば、もっとスムーズに行くと思います。
問題になっている耕作放棄地だって、自治体が買ったり長期間借り上げて、大雨時には使用不可となる公園やスポーツ施設、野外施設などにしたって良いと思います。
河川、農業、災害対策は切っても切れない関係だと思います。