田舎暮らしにあこがれて 東近江への移住計画

41歳、3児の父による東近江への移住計画 もう少し先のことになりますが、着々と準備をしていきます。

グレタさん演説全文

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greta

こんにちは。

環境大臣小泉進次郎氏が就任してから、環境問題が何らかの形でテレビで取り上げられる機会は増えています。

 

 

環境のことを考えると、田舎で暮らす生き方と言うのは、ただそれだけで、自負できること、誇りを持てることなのではないでしょうか。

 

「いやいや、生まれた時からここに住んでいるだけ。」

 

という方も多いのでしょうが、普通に生きているだけで、地球全体の環境が悪化しているとしたら、「何をしてくれてるんだ!」って思いますよね。

 

スウェーデンの16歳のグレタさんによる国連の演説が話題になりましたが、誰もが思うことを、率直に話していたのかなぁとも思います。

 

 ANNのwebページから、彼女の演説の英文をひっぱってきて、私なりにも訳してみました。

 

今後も繰り返し読みたい時があるかもしれませんので、記録しておきます。

 

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私のメッセージは、「私たちはあなた達を見ている」です。 


すべてが間違っています。

私は今、ここにいるべきではなく、海の向こうにある学校に通っているべきです。


しかし、あなた達全員、私たち若者に希望を託そうとします。よくもそんなことができますね。空虚な言葉で私の夢と子供時代を奪っておきながら。


それでも私は恵まれているほうです。


苦しんでいる人たちがいます。

人々は死にゆき、生態系は崩壊しているのです。


私たちは大量絶滅の途についているのに、あなた達が口にするのは、金、そして永遠の経済成長というおとぎ話ばかり。よくそんなことが言えたものですね。


30年以上も前から科学は明らかにしていました。
それなのに、あなた達は見て見ないふりをして、政策や解決策がまだ少しも見えていないのに、「十分にやってきた。」と言っている。


あなた達は、私たちの声を聞いている。そして切迫していることも理解している。と言う。


しかし、私がどんなに悲しみや怒りを感じても、わたしはそれを決して信じたくありません。

なぜなら、あなた達が本当にこの状況を理解しておきながら行動を起こさないとしたら、あなた達は本当に邪悪だと思うからです。


今後10年間で温室効果ガスの排出量を半減させるという一般的な考え方では、気温上昇を1.5度以内に抑えられる可能性はたった50%です。
そして、人類がコントロールできない非可逆的な連鎖反応を引き起こすリスクも同じ位なのです。


50%という数字は、あなた達にとっては受け入れられるものなのでしょう。


しかし、この数字は、「ティッピング・ポイント」(気候変動が急激に進む転換点)や、フィードバックループ(変化が相乗効果を生む現象)、大気汚染によるさらなる温暖化、気候の公平性、正義という側面が含まれていません。

 

この数字は私の世代に対して、数千億トンもの二酸化炭素を、今はまだ存在しない技術で吸収することをあてにしているのです。


私たちは50%のリスクを到底受け入れられません。その結果を背負っていくのは、私たちなのです。


IPCCによる最も良い数字でも、気温上昇を1.5度以内に抑えられる可能性は67%ですが、これには2018年の1月1日にさかのぼって、そこから420ギガトンの二酸化炭素しか放出できないという計算になりますが、今日現在、すでにこの数字は、350ギガトンを切っています。


今までどおり取り組んで、何らかの技術で問題が解決できるというそんなふりを、なぜあなた達はできるのですか?

 

今の放出のレベルでは8年半以内に二酸化炭素は許容量を超えてしまいます。


今日、この場で、数値に沿った解決策や計画は全く示されていません。


数値があまりにも不都合で、ありのままを伝えられるほどあなた達は大人になっていないからです。

 

あなた達は私たちを裏切っていて、そして、若者たちはその裏切りに気付き始めています。


未来の世代の目はあなた達に向けられています。

もしあなた達が私たちを見捨てる道を選ぶのなら、私は言います。「あなたたちを絶対に許さない。」

 

ここから逃れることは許しません。今、ここで、線を引きます。

 

世界は目を覚ましています。そしてあなた達が好むと好まざるとにかかわらず、変化が訪れているのです。


ありがとうございました。

 

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こんな形で言葉を訳すというのは、やったことがないのですが、これもブログを始めたらからやれたことです。

 

これからも新しいことにいろいろチャレンジしていきたいと思います。