塾の校舎長からのメッセージ
こんにちは。
今年は息子が中学受験の年で、我が子ながら毎日勉強頑張っているな!と感心しています。
先日、塾の父母会があり、先生から、これからの勉強の仕方などの説明がありました。
大学受験と同様、これからの時期は、過去問をどんどん解いていく。わからないことがあれば先生に聞く。というところです。
ところで、説明の最後に、塾の校舎長の先生から、面白いお話がありました。
この先生は、歳は私と同じくらいで、話もわかりやすく信頼しているのですが、残念ながら、息子の直接の講師ではありません。
先生が言ったのは、
「お父さん方、良ければ私と名刺交換をして下さい。
実はこの塾を卒業したお子さん達が、高校生とかになって、たまに私のところに顔を出してくれる。
そして、将来の進路なんかについて、聞かれたりするんです。
でも、僕は塾の講師をずっーとやってきたから、正直、ほかの業種などわからないんです。
数年前だったらこれからはITだよ。ってことだったかもしれないけど、それもどこまでそうなのか、これからもずっとそうなのか、なんてわからないですよね。
だから、僕自身、色々な方の話を聞きたいと思ってるんです。」
(この先生は、ちょうど娘さんが私達と同じく、今年受験で、親しみやすい人柄もあり、話がとてもストレートに入ってきます。)
「私、娘からは、『お父さんが塾の先生ほどの不幸はない。』なんて言われてるんですが、その娘が、土曜日、運動会で疲れてるし『塾を休む』と言ったんです。
僕もラグビー日本代表の試合があるし、車の送り迎えもだるし、「いいんじゃない?」と言って、試合を観てました。
勝ちましたね。普段は観ないですが、感動しました。
で、その時に感じたのが、日本代表って、もう明らかにほとんど生粋の日本人じゃないですよね。
で、これからの日本はもしかしたら、こうなっていくのかもしれない。って思いました。日本の人口も減って、外国人が増えてくる。
そうすると、どんどん国際的になっていきますよね。
外国人には、なかなか身体では勝てないですよね。
ちなみに、そんな日本でも、『いや、これからはうちは、体力勝負で行かせる!』って方います?
(みんな受験をさせようとしているくらいだから、手が上がるわけない。みんな失笑)
ですよね。(笑)
もうすでに、僕らは子どもに頭で勝負させようと決めているところ、ありますよね。
めっちゃ脚が長いとか、超イケメン。って言う位じゃないと、頭で勝負!ってなると思います。
で、先ほどの話に戻りますが、正直これから、何の勉強をしていくべきか、私はわからないところがあるんですが、少なくとも今、子供たちはとてもがんばって勉強をしています。
それって、これから専門的な勉強をしていく上での土台の部分です。
一般的な常識から、考え方の基本など。やっぱり土台がしっかりしていないと、考える事すらもできないかもしれないです。
そういう意味でも、ぜひお子さんには最後の最後までがんばってもらいたいです。
そして、冒頭に戻りますが、ぜひ私にもいろいろな話を聞かせて下さい。ビールを飲みながらでも。(笑)
どういう仕事をしていくとしても、人と人の繋がりは大切です。
見返りを求めるわけではないですが、僕は、皆さんのお子さんに算数を教えますので(笑)
」
良いお話でした。
聞いた人の多くは、この先生のいう事なら信用しようってなったと思います。
もしかしたら、色々とお話の仕方とかを勉強しているのかもしれないですね。
内容も良かったし、みんなが日頃から感じていることについて、改めて背中を押してくれた感じで、共感しました。
僕も、こうできるようにしていきたいと思いました。