子どものために、という嘘
昨日、子どもの携帯電話が壊れた。(そうです。)
本人曰く、突然電源が落ちる現象が今日だけで4回も起きた。
とのこと。
子どもが持っているのは、Iphone 6で、僕が以前使っていたものの【おさがり】を使っています。
もともとは、ものすごーく安い端末を使っていたのですが、僕が家に光回線を導入したときに、一緒に安くIphone8を購入できたので、娘にあげたのです。
とっても喜んでいました。そのときは。
それから何年たったのかな?。まぁ、そろそろ壊れてくる頃なのかもしれませんね。6~7年は使っていますから。
でも、当然親として、
「電池をしっかり充電して使え。」
「扱いが雑だ!」
というようなことをいうわけです。
親として。
内心、かわいそうに思いながら。でも、壊れたからと言って、すぐに買えるものではない。
と、これが、昨日までの話。
今日、仕事に行く電車の中で、「どうしよっかなぁ」と思って、アップルのホームページを見ていると、ちょうど、「Iphone11が出ました!」
とやっているわけです。
不思議ですよね。人間って。
それまで、全然ほしいとも何とも思っていなかったのに、欲しくなっちゃうんですから。
つまりは、こういう記事を見ると、
【あぁ、今のままでもよいけど、あるといいな。】
+
【これを買えば子どもにお下がりをあげられる。】
= ほしい!
となっちゃうんですよね。
自分の欲に、子どものため、という理屈をつけて、自分の欲を正当化しちゃうんでしょう。
「子どものために。」という嘘。
自分についてるんだと思います。
特に僕のような飽きっぽい性格の場合は注意が必要です。
うちは以前住んでいたマンションも、なんとなく、子どものため。みたいな理屈つけて売ってしまったことがあります。後悔はしてないですが。
結局、親の言い訳なのかもしれない。
なんて、思います。
今回の滋賀への移住については、子どものために、は言い訳にはしません。
純粋に自分がやりたいんです。
この気持ちを維持しながら、どれだけ計画を練って、最終段階まで持ち込むか。
さすがに勢いでは決められませんから、しっかりやっていきたいと思います。