田舎暮らしにあこがれて 東近江への移住計画

41歳、3児の父による東近江への移住計画 もう少し先のことになりますが、着々と準備をしていきます。

自然災害と準備

先日の台風19号の被害は、都心ではなく、地方、郊外での被害が大きかった。

 

僕が住んでいる渋谷では、ご近所さんみんなで、自転車を家の中にしまったり、共用部の排水口を確認したらして準備をしていたが、思ったよりも風も雨もひどくなく、みんな胸を撫で下ろしました。

 

 

しかし、ニュースを見る限り、全国の被害は甚大でした。

 

堤防の決壊を見ると思い出します。以前、総務省でやっている県知事や市町村長向けのセミナーの係員として参加した際に、兵庫県豊岡市の市長が講演をしていました。

 

豊岡市は平成16年に台風の被害により、7人の方がなくっています。

 

市長は公演中に、「あの災害では、7人が亡くなったのでは無い、1人の人間が、7人なくなったんです。」 と言っていました。

 

文章にするとちょっとわかりずらいですが、当時は、7人の被害で済んでよかったというような風潮が少しあったのだと思います。

でも、7人だろうが、千人だろうが、家族からしたら、そんなことは全く関係ない。なくなった家族の身になって考えたら、本当に大きな災害だったんだ。

と言いたかったのだと思います。

 

豊岡市では、避難勧告が出ていたのに9割の方は避難しなかったという調査結果が出ています。

雨の中、避難所に向かうのは大変なことです。「まぁ大丈夫だろう」と思ってしまうのはとてもよくわかります。

 

今回、自民党の二階幹事長が、まずまず被害は少なかったという主旨の発言をしましたが、冒頭で書いたとおり、正直東京に住んでいる方でそう思っている人は多いかも知れません。

 

ただ、それをあの立場の人が言ってはいけないですし、豊岡市の例をあげたとしたら、千人位被害が出ると思ったら、7人で済んだ。と言うようなものでしょう。

 

完璧な失言であることは間違いないです。

 

まぁあの失言なんか、正直放っておいていいくだらない話で、「そらここだっ!」って感じでチャンスだと思って一斉に攻撃する人も僕はいやです。

 

先日マイタイムラインの話をしましたが、計画だけでなく、僕らは勇気を持って行動する事が大切です。

 

防災に関して大切なことは、「後悔先に立たず」だと思います。しっかり準備をして、災害に備えましょう。